始めてますか?春の紫外線ケア~前編~
今年は暖かい日が多く春の訪れが早かったですね。
3月上旬から3週間ほど毎日約2時間、河川敷で娘がトレーニングをしていました。
気が付くと日焼けをしていてびっくりしました…。
まだ肌寒く3月だったので、日焼け止めクリームを使うように言っていなかったのです。
(自分は日焼け止めクリームを使用していたのですが…)。
娘には油断していました。恐るべし春の紫外線…。
そこで今回は春の紫外線についてお話させていただきます。
ご存じの方も多いかとは思いますが、まずは紫外線についておさらいしますね。
紫外線の種類は3つ
「UV-A(紫外線A波)」「UV-B(紫外線B波)」「UV-C(紫外線C波)」です。
オゾン層を通過しない「UV-C」は体に影響がないと言われています。
私達のからだに影響があるのは、「UV-A(紫外線A波)」「UV-B(紫外線B波)」
の2種類です。それぞれの違いを詳しく説明しますね。
UV-A(紫外線A波)
UV-Aは、赤くなったりしないため、すぐには肌に影響がなく肌が日焼けすることは少ないですが、シミやシワに大きく関係してきます。
波長が長く、肌の奥深くまで浸透するためです。
UV-Aは肌の奥の真皮層まで到達し、お肌のハリや弾力のもととなる細胞組織を破壊し、メラニン色素を増やします。そうすることによりシミの原因を作るなど、老化現象につながると言われています。
長い時間をかけて、気づかない間に肌にダメージを及ぼしてしまいます。
しかもUV-Aは、オゾン層を通り抜けやすく、常にUV-Bの20倍以上も地上に届いているようです。
雲や窓ガラスまでも通り抜けやすく、曇りの日でも日当たりがよい家の中では、紫外線対策をする必要があります。
UV-B(紫外線B波)
日焼けの主な原因になるのが、UV-Bで、長い時間、日光を浴びると、肌が真っ赤になったり、水膨れになったりします。
肌が黒くなる、いわゆる「日焼け」を引き起こします。エネルギーが強いため、肌表面の細胞を傷付けたり、炎症を引き起こすため、皮膚病やシミになる可能性が高くなります。
波長が短いのでUV-Aに比べると、オゾン層や雲に邪魔されて、地上に届く量は約10%と少ないです。
日焼け止めクリームや帽子・日傘などUVケアをすることで極力直射日光に当たらないように気を付ければ、ある程度対策することはできます!
春のUV-A量は真夏と変わらないとご存じでしょうか!?
春は日差しがまだ弱いと感じますよね。UVケアは必要ないかもと思うかも知れませんが、5月には真夏と変わらない量になります。
図.2016年年日 最大UVインデックス月間平均値(観測点:つくば)
(出典:気象庁観測の日最大UVインデックスデータより)
気付かないうちに日焼けしてしまわないように、そして肌の老化を進めないためにも春からしっかりとUVケアをしましょう。
後編では春からのUVケアについてご紹介します。
気になることがございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。